12月議会は4日に本会議が始まり、私は10日の午後1時から7点にわたって約55分間(制限時間60分以内)質問に立ちました。
《県道 松戸鎌ヶ谷線の歩道改善について》
市内の県道の中でもだんとつに事故の多い道路です。「一人が通るのがやっと、雨の日傘が車道の大型車に当たってしまう、車椅子が亀裂や溝にはまると抜け出すのに大変、ベビーカーに乗った乳幼児が段差が多いためガクンガクンと揺れている」など地域の皆さんの声を紹介しながら「東武野田線の踏切から六実一丁目にかけての狭く段差の多い歩道の状況をどう把握しているか。市としてこれまで県へはどのように働きかけ、今後の見通しはどうか。」と質しました。市では「幅員が狭い上、歩行者の交互通行もできないこと、県でも市でも認識を共有している。平成14年に地元町会から県への要望書が出されており、毎年行われる県と市の連絡調整会議の場で要望している。」ということでした。私は車道を挟んで六高台側では、歩道が広くフラットになっているなど六実側とは状況が違う場所もあることを指摘し、引き続き県への働きかけを強めるよう要望しました。
《小中学校の運動会の団体演技について》
運動会の団体演技は、民舞やダンス、組み体操などが取り組まれます。近年、組み体操の比率が圧倒的に多くなり、骨折等の重大なケガが増え命に関わる事故も起きています。安全についての共通認識と種目決定における児童生徒の参加について聞きました。「高さや規模に関係なく事故は起こると認識し、安全確保を最優先に見直しを図ること、児童生徒が種目の検討に関わることは意義や目的をより深くとらえ、また安全で楽しい活動を目指す上でも効果が得られる」との答弁を得ました。10日の新聞各紙に報道された市長と教育委員会の記者会見の記事は目にされたでしょうか。既に7日に市長から教育委員会に要請があったにも関わらず、答弁で一切触れなかったことや他の項目での答弁で「教育行政における教育委員会の独立性や専門性を尊重する」という市長の考えが表明されながら、教育内容に関わる問題で禁止要請まで含めて公表していることに対し、議会軽視と教育への政治介入に道を開くと強く抗議しました。
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